『フリーター、家を買う。』を読みながら

Twitterの#doukyoをよく眺めている。笑えるものもあるが愚痴が多く、「だから同居なんてイヤだったんだ」という奥様たちの生の声が聞けて参考になる。男にとって耳が痛い話も結構あって、地雷探知器として重宝しそうだ。

私は長男だが突然はっちゃけてしまい今に至る。はっちゃけ次男病って言葉自体知らなかった。長男だろうが次男だろうが、要は妻子を振り回す厄介な旦那ってコトなのかな。
痛いところを突かれたと思った。どれだけ妻子を一番大事に考えると口では言っても、面倒な義母との同居の話を進めているのは事実だ。「将来自分の息子が同居するなんて言い出したら絶対反対する!」という声に賛同する奥様も結構いる。それくらい同居の現実は厳しいってことなんだろう。同居する若い家族が増えているとはいっても、不満がない家庭を作るのは難しいことだと改めて実感している。
「(私の)妻のためを思うのなら同居は止めた方がいい」というアドバイスは、本当にありがたいと思う。なかなか周りでもそこまで言ってくれる人間はいない。
話を進める中で妻からNGが出され、どうしても折り合いがつかなければ諦めようと思う。幸せに暮らせないことが目に見えているのに強行するほどはっちゃけてはいないつもりだ。


なんてことをフリーターの誠治くんに自分を重ねようと思い、『フリーター、家を買う。』を読みながら考えていた。しかし主人公が家を買う場面を楽しみにしていたのだが、ちょっとアッサリすぎたなぁ。