まつさんへ

母が、他の人間と上手く暮らすことが出来ない性格を自覚していることは間違いないですね。
まつさんの仰る通り、母がなんとか折り合いをつけようともがいている姿勢を尊重する立場も理解できます。ただもう一方で、無理矢理でも性格を矯正させたい立場とが周期的に入れ替わっているんですよね。衝突する度に諦めの気持ちが強くなったり、期間を置くことで憎しみの感情が強まったりします。

私の場合、18年間のゴミ屋敷での生活を経て、その後の10年間を実家との距離を置く期間に充てました。この間、母としてはゴミに埋もれて快適に生活していたんでしょう。
ゴミ屋敷から離れている間に、私自身が解決に動かなければならないとの決意を固めていきました。
建ててしまったハコモノは変えられないので、バグを持ったソフトにその都度修正パッチを当てていくしかないのかなと。なので今は、煙たがられても怒鳴られても突き飛ばされても、執拗に干渉してパッチを当て続けるようにしています。が、果たしてエラーが出なくなるかどうかは不明です。

アナ雪のお話、目から鱗でした。私は物語の裏を読むことが苦手で…。家族の欠点から逃げて目を逸らしてしまう点は、構造的に同じですね。同居する家族の精神衛生上、不可避なのかもしれません。雪の女王が特殊さも含めて社会に受け入れられることでハッピーエンドを迎えたと記憶してますが、なかなか我が家に置き換えてハッピーエンドを想像しにくい所が残念です。
結局、自分の人生の軸をどこまでゴミ屋敷に寄せていくか、離していくかの選択かなと考えるようになりました。
最近逃げ気味になっていたのですが、もう一度気合い入れて真正面からぶつかりたいと思います。

ゴミ屋敷の悩みは、今まで誰にも相談することができませんでした。悩みをなんでも共有できる妻にさえも、恥ずかしさのあまり打ち明けられません。妻は、私の実家に帰省した度に汚い家だとは思っていたそうですが…。
同じ境遇で悩んでいた方から、リアルタイムでメッセージを送っていただいて本当に嬉しいです。ありがとうございます。