「ダンシャリ」て・・・、マジっすか

建て替えの話は順調に進んでおり、あと半月で建築会社の選定も終わりそうだ。
これからは設計の細部を詰めながら、同時進行で荷物の整理や仮住まいへの引越し準備を進めなくてはならない。やっとここで、所有している荷物を処分するのかしないのかという大きな問題に直面する。現時点で収まりきらないほどの物を溜め込んでいる母に、何とかして処分させる方法は無いかと最初から考えていた。
完全に後付けの理由だが、新居に入りきらない荷物は保管場所が無くなるので処分するべきだと訴え続けてきた。しかし300坪近い土地があるだけに、置いておけるスペースを設ければ処分する必要はないと言う母を説得出来ないまま今に至る。
このままでは憧れのマイホームを建てたところで同じことの繰り返しになってしまうと悩んでいたその時、母が「ダンシャリ読みたい。」と言い出した。
思わず耳を疑った。ダンシャリ?ええ、知ってます。流行ってるアレですよね。断って捨てて離すヤツ。最も断捨離から遠い所で暮らす母が自分から片付ける意思を示すとは、完全に嬉しい誤算だ。
母を刺激せずに持ち物処分の話を進めるのは、私にとって非常に難易度が高い大問題である。周りの家族から強制的にやらされるのと、自発的に片付けを始めるのでは意味が全く異なる。モチベーションはもちろん、結果も違うものになるだろう。
とりあえず母が手に入らないという断捨離関連本を急いで送ってみた。あとは油断せずに適度にムチをいれて見守っていこう。私自身もちょっと断捨離に目を通しておかなければ。(正直よく知りません)